一般社団法人
日本物理療法学会
Japanese Society forElectrophysical Agents inPhysical Therapy
助成研究
一般社団法人日本物理療法学会は、物理療法の基礎的な情報と臨床場面における実践的な応用に関する情報の整理を系統的に実施することによって、物理療法の科学的な体系の構築に寄与することを活動の目的としています。本学会の事業には、総会の開催、日本物理療法学会学術大会の開催、学術雑誌「日本物理療法学会会誌」の発行、国際的な関係諸機関との協力活動、国内の関連諸学会との協力活動等があり、これらを通じて物理療法の学術向上、臨床応用の拡大などを図ってきた経緯があります。
平成22年度より、本学会は、物理療法に関する学術研究活動を促進するために、物理療法を科学的に検証し、臨床への示唆を与える独創性豊かな調査・研究について研究助成を行い、わが国の物理療法の発展に寄与することを目的に「一般社団法人日本物理療法学会研究助成」を実施しております。
2024年助成研究公募について
2024年助成研究を公募します。
研究費を助成する「研究助成制度」、機器貸与により研究を助成する「機器貸与型助成制度」があります。
公募期間:2024年2月1日から4月30日
審査結果の連絡:2024年6月末から7月上旬
募集要項、貸し出し機器機器一覧(随時更新)をご確認の上、研究助成申請書(様式1)、研究計画書(様式2)、COI自己申告書(様式3)をEメールにて窓口にご送付ください
機器貸与型研究助成制度説明会(2024/2/9放送分)NEW!
2024年研究助成申請書
1.募集要項
2.研究助成申請書(様式1)
3.研究計画書(様式2)
4.COI自己申告書(様式3)
【参考】
1.貸し出し可能機器一覧(機器貸与型研究助成) 2024年2月13日更新 NEW!
2.2024年研究助成制度フローチャート
3.研究助成委員会規程
4.機器貸与型研究助成研究Q&A(研究者用)
5.臨床研究法、特定臨床研究にについて(厚生労働省HP:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000163417.html)
企業の皆様へ
本学会は、わが国の物理療法発展を目的とした研究について助成制度を設けております。多くの企業様からのご支援により、これまで多くの研究成果が生み出されてまいりました。本学会の研究助成にご理解とご賛同を頂き、多くの皆様方のご支援、ご協力を賜りますれば幸甚に存じます。
なお、機器貸与のご提供につきましては賛助会員様のみ、申請可能となっております。下記趣意書や当学会研究助成委員会規程をご覧いただき、併せて賛助会員のお申込みをお願い申し上げます。
1.研究助成に関する寄付金・機器貸与募集趣意書
2.寄付金申込書
3.機器貸与型研究助成のための貸し出し可能機器申込書
4.機器貸与型研究研究Q&A(企業様用)
過去の採択研究一覧
2024年度 NEW
助成金制度
研究テーマ:パーキンソン病者の排尿症状への骨盤底筋トレーニングと脛骨神経電気刺激の効果
大塚 裕之(昭和大学保健医療学部)
研究テーマ:緊張性振動反射介入による筋疲労改善効果の検証
平林 怜(新潟医療福祉大学)
研究テーマ:神経筋電気刺激の post-activation potentiation による着地緩衝効果の検証
大路 駿介(順天堂大学保健医療学部)
研究テーマ:脳卒中上肢に対する手掌への短時間振動刺激による手関節背屈運動促進効果の検証
豊栄 峻(鹿児島大学病院)
2023年度
助成金制度
研究テーマ:超音波筋肉可視化装置を用いた脳卒中骨格筋量評価法の確立
野添匡史(関西医科大学)
研究テーマ:異なる超音波繰り返し周波数の筋細胞外小胞放出促進効果
山口亜斗夢(神戸大学大学院 保健学研究科)
研究テーマ:全身振動刺激による痙縮抑制効果の検証
伊藤翔太(藤田医科大学病院 リハビリテーション部)
研究テーマ:直線偏光近赤外線療法の咳嗽緩和ケアへの応用
伊豆蔵英明(東邦大学医療センター大橋病院 リハビリテーション科)
機器貸与型助成制度
研究テーマ:随意運動介助型電気刺激装置(IVES)による回復期脳卒中患者の歩行リハビリテーションの展開~ランダム化クロスオーバー比較試験~
立石貴樹(武蔵ヶ丘病院 臨床研究センター)
貸与機器:電気刺激装置 IVES(オージー技研株式会社)
研究テーマ:急性期重度脳卒中患者に対する対側制御型神経筋電気刺激の効果検討
加藤雄大(医療法人札幌麻生脳神経外科病院)
貸与機器:電気刺激装置 IVES(オージー技研株式会社)
研究テーマ:脊髄神経根症に対するブロックとIVES併用療法の効果の検証
二宮貢士(大阪大学脳神経外科)
貸与機器:電気刺激装置 IVES(オージー技研株式会社)
2022年度
助成金制度
研究テーマ:運動応答性を高める低酸素刺激装置の開発
研究代表者:田中 雅侑 (岡山医療専門職大学)
研究テーマ:末梢磁気刺激が皮質脊髄路興奮性に及ぼす影響
研究代表者:渡 哲郎(藤田医科大学リハビリテーション学科)
機器貸与型助成制度
研究テーマ:経皮的電気刺激が片麻痺者のエネルギー代謝量に及ぼす影響
研究代表者:杉山 真里(東京保健医療専門職大学)
貸与機器:電気刺激装置 G –TES(ホーマーイオン株式会社)
2021年度
助成金制度
研究テーマ:超音波を用いた筋の質的評価法の確立
研究代表者:中村 雅俊 (新潟医療福祉大学運動機能医科学研究所)
研究テーマ:経皮的電気神経刺激を用いたしびれ感に対する新たな介入手法の確立
研究代表者:西 祐樹 (西大和リハビリテーション病院)
研究テーマ:超音波療法の周波数の違いが深部組織に与える影響について
研究代表者:野村 真嗣 (すがも北口整形外科クリニック)
機器貸与型助成制度
研究テーマ:超音波と低周波振動の高血糖改善効果の比較検証
研究代表者:幅 大二郎(東京大学大学院医学系研究科)
貸与機器:超音波治療器 ソニックタイザーSZ-100 (ミナト医科学株式会社)
2020年度
助成金制度
研究テーマ:神経筋電気刺激と経皮的脊髄直流電気刺激の複合効果の検証
研究代表者:小関 忠樹 (山形県立保健医療大学大学院)
研究テーマ:筋性拘縮の進行に対するベルト電極式骨格筋電気刺激法の効果検証
研究代表者:本田 祐一郎 (長崎大学生命医科学域保健学系)
機器貸与型助成制度
2019年度
研究テーマ:ヒト皮膚由来線維芽細胞における温度の違いが細胞増殖に与える影響
研究代表者:吉川義之 (奈良学園大学)
研究テーマ:高強度の経皮的電気刺激療法の鎮痛効果を高めるための実施方法とその効果の検証
研究代表者:瀧口 述弘(学研都市病院)
研究テーマ:前庭電気刺激が起立性循環応答に及ぼす影響
研究代表者:松木 明好 (四條畷学園大学)
2018年度
研究テーマ:前十字靭帯再建後の関節拘縮に対する低反応レベルレーザー治療の予防効果
研究代表者:金口 暎典 (広島国際大学)
研究テーマ:心臓悪液質の骨格筋代謝障害に対するパルス磁気刺激の効果を探る
研究代表者:平林 卓己 (医療法人社団十善会野瀬病院)
研究テーマ:中枢性脳卒中後疼痛に対する経頭蓋直流電気刺激の効果検証
研究代表者:大住 倫弘 (畿央大学 )